この記事では、私の記事で良く出てくる【QOL(Quality of Life)】について、その意味と概念、私が思うQOLについて説明していきます。
そもそもQOLとは?
QOLとは「クオリティ オブ ライフ」とよみ、「生活の質」訳されることが多く、私たちが生きる上での満足度をあらわす指標のひとつです。
日常生活はもちろん、医療や教育現場でも扱われるようになった考え方、言葉です。
QOLは。「ただ生活するだけではなく、より良い生活を目指していく」ための概念です。
心が満たされること
QOLは【より多く】より【より良く】という価値観であり、【物質的な豊かさ】より【心が満たされているか】どうかが大切です。
例えば、節約生活をして、自分のやりたいことも、食べたいものも食べずに、お金を貯める生活は、物質的にはプラスになったかもしれませんが、QOL的には低いですよね?
ガンガンお金を使えというのではなく、ちょっとしたご褒美を自分にも与え、少しでもQOLを上げないと、続けられないし、心は荒んでいきます。
QOLは個人によって違う
QOLは個人によって違います。個人で何が大切かが違うので、当然と言えば当然です。
先程の例で言いますと、【節約生活=QOLが低い】と思われがちですが、そうではありません。
節約している理由が、夢のため、愛する人のため、社会のためのように目的が明確で、そこに使命感ややりがいを感じている場合、その人の節約生活における、QOLは高いと言えます。
QOLが高いか低いかは他人に評価されるものではなく、自分自身の心に従うものです。
QOLを高める方法
良質な睡眠をとる
睡眠は時間ではなく、質です。質の悪い睡眠をいくらしても、疲れは取れず、蓄積されていきます。
日中の集中力も低下し、仕事や日常生活に支障をきたす場合もあります。
逆に質の高い睡眠は、スッキリとすることができ、日常生活を快適にしてくれます。
良質な食事をする
食事は、生活において充実感や幸福感を与えてくれるものです。
何を食べるかも大切ですが、誰と食べるか?どこで食べるか?
超高級料理店で最高の料理を店を貸し切りにして食べることでQOLが上がる人もいれば、家族でワイワイ会話をしながら食べる食パンに高いQOLを感じる人もいる。さて、どちらがおいしいでしょうか?
それは個人の価値観によって違います。私の価値観は食パンの方です。
時間的価値を考える
有限である時間という資産にもQOLは深くかかわってきます。
お金に価値を見出すあまり、時間をかけて手作業したり、自分でコツコツやったことで、時間資産を浪費しすることは、果たしてQOLは高いでしょうか?
日常生活で言えば、
・掃除ロボットを導入して、その間に好きな動画を見る。
・食洗器を導入して、少し早めに寝る。
時間の使い方が本人にとって、生活の質を高めると思うのであれば、この購買はQOLを高めることになります。お金で時間を買うことは、QOLを高めることに繋がりやすいです。
自己投資をする
自己投資と言われると、身構える人も多いかと思いますが、もっと簡単に読書するとか、映画を見るとか、子供や孫と遊ぶことも自分にとって有益なものであれば、自分の心が豊かになるという点では自己投資と私は考えています。
要するに、自分の心が満たされるためにすることに、対価を払う。ということです。
先程の例のように、道具を買って時間を買うように、自分のためにお金を使うことは、立派な自己投資であり、QOLを上げてくれる行動です。
他喜力(たきりょく)を高める
QOLは【自分の生活の質を上げる】ことなので、軸は自分になりますが、私は他人に対しての行動でも、自分のQOLは上がると思っています。
上記のことは、自分にとっては何のプラスにもなっていませんよね?でも想像して下さい、心はとても満たされ、豊かになっていませんか?QOL上がっていませんか?
自分のためではなく、他人のためにする行動力、他人に喜んでもらいたいという気持ちは、すごい力を発揮します。さらに、自分の心も満たされる。最高の力です。
誰かに意外なものをプレゼントして、驚かせてみよう!
まとめ
QOLが高いと毎日はとても充実したものになります。
反対に、QOLが低いと、充実感もなく、ただただ生きているだけに感じてしまします。今はそうでなくても、振り返ってみるとそう思うときがあります。
大きな変化は必要ありません。自分にできる範囲で小さく、自分のために何かをやめる、何かを始める、何かを任せる、何かを手を抜く、事から始めてください!