この世には場を盛り上げるのが上手な人と、盛り上げるのが上手ではない人がいます。
この差は、何なのでしょうか?もって生まれた才能なのでしょうか?
違います。
その差の理由は、【持っている話題(小ネタ)の引き出しの多さ】です。
こういった小ネタは、持っていて損はありません。
どうせ提供するのであれば、「この人知的だな」「この人といると勉強になるな」というイメージを与えられる小ネタを複数準備しておいて、場の雰囲気に応じて出し入れできれば、あなたも立派な盛り上げ上手になれるはずです。
この記事では、「知的にみえる小ネタシリーズ」として、話題の小ネタを書いていきたいと思います。
よく耳にする【マッチポンプ】って?
ビジネスシーンで【マッチポンプ】という言葉を耳にしたことはありませんか?
言葉を聞いたことはあってもその意味や正しい使い方をご存じではない方も多いのではないでしょうか?
これを機に【マッチポンプ】の意味を知って、少し知的に使いこなしてみましょう!
それにしても羽生さんの離婚を報じる各メディアの見出しが他人事過ぎて唖然。マッチポンプにもほどがある。自責の念に駆られ一社でも内省的な言及に至るメディアはないものか探ったが、やはり皆無。やっていることは過激なユーチューバーの凸と変わらない
— 長谷川良品 (@ryohin_jp) November 17, 2023
【マッチポンプ】の意味
【マッチポンプ】とは、
評価や利益、賞賛を得るために自作自演すること
です。自分が意図的に引き起こした問題を自ら処理し、評価を上げたりする行為を意味します。
自分が得をするために不必要な問題を発生させるため、批判や皮肉の意味を込めて使われることが多いです。
結果的に自分が原因で発生した問題を自力で解決しても【マッチポンプ】とは言いません。
裏に利益や評価を得る意図があるときにのみ使われます。
【マッチポンプ】の由来
【マッチポンプ】は和製外来語です。
火をつける「マッチ」と、火を消す「ポンプ」
「マッチポンプ」という言葉は、日本の国会会議で生まれました。
1960年代に国会会議である問題を取り上げた議員が、「自ら起こした問題」を「マッチ」に、「問題を鎮静化する様子」を「ポンプ」に例えたことから、「マッチポンプ」という言葉が生まれました。
簡単に言うと【悪意のある自作自演】といったところでしょうか?
【マッチポンプ】の使われ方
良くいない意味のマッチポンプですが、日常的にも【マッチポンプ商法】と言われるものがたくさんあります。
コンピューターウイルスの対策ソフトを販売している会社が、その原因となるウイルスも開発していて、それを拡散して、たくさんソフトを売ろうとしている。
口コミサイトでの低評価や誹謗中傷の書き込みに悩んでいる飲食店のオーナーに対して、対策代行を申し出た業者が、中傷を書き込んだ犯人だった。
とかこういったように、悪意を持った原因を自ら作り、自ら解決をすることで報酬を得ようとする悪徳な人が最近多いようです。
十分注意したいですよね…
まとめ
【マッチポンプ】とは、あまり良い意味でつかわれることがないので、日常会話で使用するときは、相手に不快にならないように、十分注意する必要があります。
相手に対して使うのではなく、第3者に対して疑うときに使用する事をおススメします。
「バイクに乗って遠出して、冷えた体を温泉であっためるのって最高なんだよね!」
「それ、マッチポンプだー」
「最近、飛び込みの業者がこの辺の住宅地でシロアリが大量発生しているので、お宅も一度点検した方がいいって言うから、無料だしお願いしたんだよね。」
「それマッチポンプ疑った方がいいじゃない?」
あなたの会話が知的になる、その一助になれれば幸いです。