この世には場を盛り上げるのが上手な人と、盛り上げるのが上手ではない人がいます。
この差は、何なのでしょうか?もって生まれた才能なのでしょうか?
違います。
その差の理由は、【持っている話題(小ネタ)の引き出しの多さ】です。
こういった小ネタは、持っていて損はありません。
どうせ提供するのであれば、「この人知的だな」「この人といると勉強になるな」というイメージを与えられる小ネタを複数準備しておいて、場の雰囲気に応じて出し入れできれば、あなたも立派な盛り上げ上手になれるはずです。
この記事では、「知的にみえる小ネタシリーズ」として、話題の小ネタを書いていきたいと思います。
悪魔の証明
何だか仰々しい名前ですが、これは会話でも良く使うことが出来る、思考法、証明です。
簡単に言うと
「全くない」「全くなかった」ということを証明するのは無理(非常に困難)である
という事です。
【悪魔の証明】の内容
悪魔はいるか?
この証明の名前にもなっている「悪魔の存在証明」を例に説明してきます。
「この世に悪魔は存在しますか?」
この議論については、それぞれの思想や信仰が入ってきますので深堀しませんが、客観的にこの問いに向き合った場合を考えて下さい。
存在を証明することは簡単です。
方法は
【悪魔を連れてくる】
だけです、それが悪魔だとする疑いのない事実があれば、悪魔の存在は証明されます。
逆に「悪魔が存在していない」ことを証明することは無理(非常に困難)です。
存在しないことを証明するということは、
「世界中の国の、落ち葉の下までを見て回ったが、存在を確認できなかった」レベルの事実がないと証明できないからです。
しかし、その途方もない証明も
「空を飛んでいたかも」
「姿かたちを変えているかも」
「世界を宇宙まで広げたら」
と言われたらもう無理です。
つまり、【ある】ことの証明は出来ても【ない】ことの証明は無理であるという事を示したものが【悪魔の証明】と言われています。
【悪魔の証明】の日常的な例
ここでは会話に繋げるための、日常にある「悪魔の証明」が使えそうな話題を考えていきます。
上記の例は、【ある】ことは証明できる可能性があるが【ない】ことは証明が非常な困難なことです。
このように、日常の中にも「悪魔の証明」に該当することはたくさんあります。
会話のなかで、そのような話題があれば、「今の悪魔の証明ですね(笑)」といった感じで取り入れてみたら、少し知的さを演出できます。
まとめ
日常会話の中で、自分を知的にみせる会話テクニックについて書いてきましたが、今回の「悪魔の証明」は日常生活においても、多少の強引さは必要かもしれませんが、多くのところで活躍してくれる小ネタではないでしょうか?
上司のおすすめのイタリアンで食事をごちそうになっているシチュエーションで
ここのパスタは世界一うまいパスタなんだ!
どうだうまいだろ!
上司さん、世界中のパスタ食べたんですか?
全て食べていないのにどうして世界一だと言えるんですか?
その根拠はなんです?
じゃあそれは悪魔の証明ですね(笑)
何て使い方をしたら、間違いなくぶん殴られますので、使い方は自己責任でお願いします(笑)。
あなたの会話を知的にみせる、その一助になれれば幸いです。