【2023年版】祖父母が贈る孫への誕生日プレゼント!選び方を解説!

人間関係

シニア層において、お孫さんとの交流は人生に彩を与え、日々の生活を生きがいのあるものにしてくれる素晴らしいものです。

その節目となる誕生日プレゼントは、良好な関係を維持向上させる為にとても大切です。

そこまで頻繁にお孫さんとやり取りをしていない人も多いと思うので、節目節目のインパクトとして、誕生日に、おじいちゃん・おばあちゃんが何をくれたかは、お孫さんの記憶にも残る非常に大切なイベントです。

私の子供たちも、何歳になっても「このロボットはおじいちゃんが誕生日にくれたやつ」「3歳ときおばあちゃんは〇〇をくれたよねー」という具合に、我々よりも鮮明に、おじいちゃんと、おばあちゃんとの思い出を鮮明に覚えています。それほどうれしかったのでしょう。だからこそ限られたプレゼントを贈るタイミングやものは大切にして頂きたい!

売る側ではなく、経験者の意見を取り入れてみる

Hands handing over a parcel in a cardboard box

百貨店やモールにあるお店には、たくさんのおすすめのプレゼントが並んでいると思います。ちょっと店員さんに聞いてみると、年齢別、男女別、贈る相手別に様々なものをおススメしてくれるでしょう。

それ自体は商売ですので、何ら否定するつもりもないですし、素晴らしいことだと思いますが、店員さんの目的は何でしょう?はい、そうです。「あなたに商品に納得して、買ってもらうことです。」

これについては、疑いようがない事実です。納得して購入まで至らせたなら、その店員さんは最高です。勢いや、何なら少しウソも織り交ぜつつ販促してくる。店員さんも世の中にはいるわけですから…
購入者が納得しているなら、その商行為はすごく真っ当なものです。

しかしここには一つの視点が足りません。それが次の内容です。

贈りたいではく、相手が欲しいものを贈る

プレゼントを贈る際に忘れてはいけない視点があります。

【こちらが贈りたいものではなく、相手が欲しいものを贈る。】です。

自分の満足ではなく、贈る相手の満足を考えることが、プレゼントを贈る際の原理原則です。

理由は明白、欲しいものを欲しいタイミングでくれたら、誰しもうれしいはずです。時には、意外な物を贈っても喜ばれるときがありますが、それは潜在的に欲しいものに刺さっただけなので、「欲しいものをもらった」のと同じです。

お孫さんに、自分の趣味の【骨董品のお皿】を贈る人はいないでしょう。お孫さんに対する思いや、物自体にも価値があっても、お孫さんが欲しいものではないので、まったくうれしくありません。

自分の価値観や、考えを押し付けるのではなく、お孫さんのことを思いながらしっかりと選んでください。間違いないです。

パパ・ママへの配慮は絶対大事!

ここで言う、パパ・ママとはあなたの息子さん、娘さんのことです。
彼たちへの配慮、意見の尊重は非常に大切です。特に小学生に上がる前までのお子さんに対しては、パパ・ママに向けて贈る気持ちでも良いくらいです。

「自分の子供に気を使う必要はない、大事なのは孫だ!」
「私の言う事なら、受け入れてくれるはず!」

と思っている人は特に要注意です。その考えはお孫さんとの関係を破綻させます。

【お孫さんとの良好な関係】=【パパ・ママとの良好な関係】

だからです。パパ・ママの思い一つでお孫さんと会えなくなります。これだけは絶対に避けなければなりません。

逆に言えば、パパ・ママとの良好な関係を作れていれば、必然的にお孫さんとの関係も良好なはずです。たかがプレゼント、されどプレゼントです。大きな武器となるプレゼントのタイミング。次からも注意点をいくつか考えていきます。

タイミング逃すと逆効果にも

「孫の誕生日は決まっているのだから、タイミングも何もないだろう」

おっしゃる通りです。誕生日は不変なので気にする必要ありませんが、気にするのは、お孫さんお誕生日の前後に何かイベントごとがないかです。

大事なのはタイミングです。

「欲しかったけど、今じゃないんだよね」
「これ星しかったけど、もう持ってるからなー」
「いいデザインだけど、使う時にはサイズアウトしてるよね」

などなど。お相手のニーズに合わせて欲しいを送ったにも関わらず、相手にがっかりされる逆効果パターンです。

・小学校に上がる直前に必要そうなもの贈る。(そのタイミングにはもうすでに買ってある…)
・幼児用と児童用のタイミングを間違える。(できれば今後のために児童用が欲しかった…)
・夏服をセールで買って9月に贈る。(切る期間が少ない。来年にはサイズアウト…)

といった感じです。逆に

・6月に夏服・水着を贈る(この夏に着られるね!)
・2歳の誕生日にストラーダーを贈る(欲しかったけどちょっと高価だから助かる!)
・6歳の誕生日に児童用の自転車を贈る(そろそろ買おうと思っていたから助かる!)

これらは、パパ・ママから「おじいちゃん(おじいちゃん)、わかってるわー」となる例です。どうせ同じ思い、同じ金額で贈るのならばタイミングも気を付けて、値を高めたプレゼントになるようにしていきましょう。

育児、しつけ・教育方針への配慮

パパ・ママは本人たちで【育児方針・しつけ方針・教育方針】を必ず持っています。それを頭ごなしに否定されて、良い関係が作れるはずもありません。

・ジュースを与えない家庭に、ジュースを贈る。
・ゲームをさせていないのにゲーム機を贈る。

もしかしたら、お孫さんは喜ぶかもしれませんが、ここで再三お伝えしている通り、視点はパパママへの配慮です。その観点からズレてはいけません。

パパママが子供に対して採用しているしつけ方針を最大限尊重しましょう。あなたの経験上もっと良い方法や方針、あなた独自の方法や価値観があるかもしれませんが、そこはぐっとこらえて、パパママの方針を最大限尊重してください。その辺についても、おいおい書いていきたいと思います。

住環境への配慮

Cute little boy playing with colorful blocks on floor at home. Educational toy

マンションや賃貸物件に住んでいるご家庭が多い中で、あまりに大きなものや、保管場所の確保が必要なサイズ感のプレゼンをもらうことは、そのもの自体が良いものでも、迷惑でしかありません。

相手の住環境を考慮したうえで贈るもののサイズは考えてあげてください。あまりに大きなものや、室内で使うような遊具は避けた方が良いでしょう。

また、騒音を誘発するような、ものも避けた方が良いでしょう。ほっておいても大騒ぎする子供たちをたしなめ、近隣の方に迷惑にならないように、日々生活をしているパパママの思いを一気に無にするような最悪の贈り物です…

何が喜ばれるかは、三者三様

Young girl looking excitedly at a birthday cake as it’s being cut. Kyoto, Japan. May 2016

今回は、お孫さんへのプレゼントを贈る際の注意点、配慮する点を考えてみました。

長々と書きましたが、基本的には、パパママが子供に与えたいものを上げるのが一番です。それが何なのかわかていれば、それを贈ってあげれば喜んでくれます。

しかし、わからなかったり不安な場合は【パパママに聞く】が一番です。それ自体も大切なコミュニケーションですし、まさにwin-winのプレゼントになるからです。

一緒に買いに行くことが出来る環境なら、それは大変素晴らしい思い出になるでしょう。

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