職場で同僚とうまくいっていない人必見!同僚と上手に付き合い、良好な関係を構築するテクニック

ビジネス

ビジネスにおいて、一人だけで仕事を完結することは少なく、少なからず人間関係が生じると思います。

また上司、同僚、部下という上下・左右の人間関係が仕事の成果に及ぼす影響は計り知れません。

困っているときに相談に乗ってくれる上司。苦しい時に助けてくれる同僚、ともに学びともに成長できる部下。こういった関係がときには自分のスキル以上の成果を出してくれることを実体験として経験している人も多いはずです。

  • 誰とでもすぐ仲良くなれる人。
  • 上司に気に入られやすい人。
  • 社内外で人脈が広い人。
  • 助けてくれる人が必ずいる。

といった様に、【人に恵まれている人】見たことありませんか?

【人に恵まれる】のには才能や生まれ持った何かがあるわけではなく、意図的かどうかは別にして、相手の心理に漬け込むテクニックを知っているのです。

その心理テクニックを、同僚の関係にクローズアップして、この記事ではお伝えしていきます。

自らのアクションで関係を作る。

子供のころは誰とでも仲良くなれていたと思います。しかし、大人になって社会に出るとそのまま、誰とでも仲良くなれる人と、どちらかというと孤立してしまう人に分かれていきます。

この要因は何なのでしょうか?子供のころは出来ていたのに、大人になって出来なくなったこと…それは

自己開示

です。

自己開示とは、自分の考えや価値観、思いをありのまま相手に積極的に伝えることを言います。

この自己開示には「良好な人間関係の構築」する効果があります。

良い関係性ということは、互いに打ち解けている状態を言います。

この自己開示にて、自分をさらけ出してくれたあなたに対して、相手は親近感を覚えます。あなたが心を開いてくれたことで、相手も心を開いてくれやすくなります。これを【返報性の原理】と言います。

詳しくは夫婦関係を例に別記事にも書いていますので参照してください。

お互いが心を開き打ち解けている状態は良い人間関係と言えます。積極的に自己開示していきましょう。

とはいうものの、何でもかんでも開示して良いというわけではありません。やり方を間違えたり、やり過ぎたりすると逆効果になってしまうこともありますので、十分注意してください。


自己開示の方法

先述のように、何でもかんでもさらけ出すことが【自己開示】ではありません。

いきなり自分の内面全てをさらけ出そうとせずに、小さなところから始めていきましょう

・出身地・出身校
・学生時代の部活
・趣味や最近ハマっている事

初めはこの程度の内容にしておいて、相手の反応がよさそうなジャンルが見つかったら、そこを掘っていけばよいでしょう。

逆に興味がなさそうであれば、相手に合わせて少しずつ話題を変えていきましょう。

いつ何時、こういったシチュエーションが訪れるかわからないため、日頃から小ネタは準備しておきましょう。

自己開示の注意点

大切なのは双方の自己開示の量のバランスです。

キッカケはあなたの自己開示から始めるとしても、あまりに一方的な自己開示により、相手からの自己開示を待てないのは良くありません。

また相手の自己開示に対して、極端に少ない返しだと、話を聞いてくれないという不信感につながり、逆に多すぎる返しをしてしまうと、「この人は自分の話ばかりしている。」とあきれられてしまいます。

話している方が気持ちはいいですが、あなたは聞き役に徹して、相手を気持ちよくされるように努めて下さい。

相手の自己開示をしっかりと傾聴し、同じ量を返すキャッチボールを意識することが、相手と打ち解けるには最も重要です。

【返報性の原理】を使って関係を作る。

次に使える心理テクニックとして、【返報性の原理】というものがあります。

【返報性の原理】とは

相手から何かを受け取ったときに「こちらも同じようにお返ししないと申し訳ない」と思ってします心理効果

です。

返報性には4つ種類があります。

①好意の返報性:好意を向けられると好意を持つ
②憎悪の返報性:嫌われたら嫌いになる
③譲歩の返報性:譲られたら譲りたくなる
④開示の返報性:心を開いてくれたら開きたくなる。

【先に与える】というスタンスをとることで人間関係は非常にスムースになってきます。

身近な例としては、試食や試飲などがあります。購買にまでは至らなくても、話くらいは聞いてあげようという気持ちにはなるハズです。

同じく無料のドリンクチケットや、割引券などの配布も同様です。

「せっかくもらったのだから使わないと申し訳ない」
「ただでドリンクを飲ませてもらったのだから、食事も注文しないと申し訳ない」

という心理を利用した企業の戦略です。

 

 

人間関係においての返報性の活用についての原則は

【ギブ&ギブ】

です。相手にひたすらギブしまくるのです。

人は関係性が出来ていない状態では無償では動いてくれません。相手が動くだけのメリットがあなたにないと、あなたのために相手は動いてはくれない事を忘れてはいけません。

そのメリットとは

金銭的、物質的なメリットでなくても、あなたのことが好き、あなたに価値を感じている、あなたに与えた場合は必ず何らかの形で帰ってくる。

といったように相手に思わせる事でも相手はメリットと感じてくくれます。

相手の承認欲求を満たす

人間は承認欲求の塊と言われています。

日々、他人から承認されたくて仕方がありません。

だったら、その承認欲求をあなたが満たしてあげればいいのです。

承認欲求とは

「他人から認められたい」「自分には価値があるのだと認めてもらいたい」

相手の承認欲求を満たす方法としては

【褒めて褒めて褒めまくる】

ことです、褒めるということは相手に対する最高の承認です。

褒めるためのポイントは

①自然にに褒める。
②具体的に褒める。
③人前で褒める。
④嘘やお世辞を過剰にしない。

が上げられます。

そして、結果ではなく努力やプロセスを褒める方がより効果的です。


まとめ

今回は同僚との人間関係構築において【自己開示】と【返報性の原理】【承認欲求】について書いてきました。

良い人間関係を作る為には、「私はあなたに好意を持っていますよ!」とわかるようにしながら、【自己開示】をするべきです。

あなたも「あなたのことが好きです。私はこういう人間です」を言われたらうれしいじゃないですか。

自分がされてうれしいと思った事に、何割かおまけをつけて、あなたが相手にしてあげることが、良い人間関係を作る最強の手段です。

良い人間関係構築の一助になれれば幸いです。

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