
ふるさと納税知ってます?
知ってる人、やってる人、知ってるけどやらない人、知らない人、まぁいると思いますが、結論は
【やらない理由はない】
むしろ
【やらないと損】
という結論になります。
しかしながら、内容をざっくりでもいいので理解していないと、最大限の恩恵を受けれないどころか、損をしてしまうこともあります。
ここでは、【ふるさと納税】仕組みをざっくり理解して、実行できるように簡単にまとめておきます。
【聞いたことはあるけども】そもそもふるさと納税って何?
ふるさと納税とは、簡単にいうと
①住民税の先払い。
②納税する自治体を自分で選べる。
ということになります、この記事はサラリーマンの人を対象としているので、こういう理解でよろしいかと思います。
厳密にいうと、任意の自治体に寄附した金額が、翌年払う予定の住民税から控除されるということです。さらに確定申告する人は所得税の控除も追加されますが、関係ない人にはどうでも良いことですね。
要は来年払うべき住民税を今年中に好きな自治体に先払いしてしまう。
という流れだけ理解してください。
【どこに得がある?】ふるさと納税の仕組み
先程ふるさと納税は
好きな自治体へ住民税を先払いする制度
と説明しましたが、これだとどこに得があるのか全く分かりませんよね。
ただ住民税を先払いが出来ても、そもそも住民税を払うことに手間はなく、自動で引かれている、我々サラリーマンには何のメリットも無いように感じます。
そこで簡単にふるさと納税の仕組みを説明します。
あなたが済んでいる自治体を【A市】とします。
通常であれば毎年決まった額を住民税として【A市】に収めています。(天引きで)
そこにふるさと納税の制度を使って、あなたは今年【B市】に寄附(住民税先払い)をしたとします。
すると、【B市】からは
「寄付してくれてありがとう。これはお礼の品です」
とお肉屋、野菜、日用品を「返礼品」といって自宅に届けてくれます。
同じ住民税額を納めても、今まで通り
【A市】に納税すれば…何もない、お礼もない
【B市】に納税すれば、返礼品がもらえる。お礼を言われる。
という差が生まれます。
さらに、個人的に好きなのは、ふるさと納税をする際には、この寄附をどのように使用してほしいかの提案が出来ます。「子育て支援に使ってほしい」「インフラ整備に使ってほしい」「教育に使ってほしい」「観光業の発展に使ってほしい」などの選択肢があり、自分で好きなものを選べます。
どこまで個人の意見を反映してくれているかは分かりませんが、気持ち的に、「この税金、こう使ってほしいな」と意思表示できるのもふるさと納税ならではの仕組みです。
【満額税金は返ってこない?】納税と控除の仕組み
ふるさと納税は、任意の自治体への住民税の先納付と説明しましたが、収めた住民税が100%還付されるわけではありません。ここで2,000円というキーワードが出てきます。
前に厳密にいうと、住民税の先納付ではなく、寄附金の控除と説明しましたが、この寄附の控除の条件として、
ふるさと納税にて、自治体に寄付した金額の内、2000円を超える金額が翌年の住民税から控除される。
とおいう流れになります。
例として、ふるさと納税で【B市】に50,000円の寄付としたとします。
この場合は、翌年住民税の控除計算は
50,000円-2,000円=48,000円
となり、翌年控除される住民税は48,000円ということになります。
「あれ先払いで納めたのに、なんか損してない?」
と思うかもしれませんが、ここで効いてくるのが返礼品です。
しかし、返礼品に2,000円以上の価値があれば、それ以上のものは全て得となります。
【得する理由】返礼品の還元率について
ふるさと納税の面白いところは、日本中の自治体が趣向をこらした返礼品を準備し、自分のところに寄付してもらおうと切磋琢磨しているところです。
返礼品の還元率競争になり、やり過ぎの自治体では、還元率80%、90%はあたりまえ、どういう理由か100%を超える返礼品を準備している自治体まである状態でした。
還元率80%と言うことは、
10,000円の寄附に対して、8,000円相当の返礼品がもらえる
ということで、例の2,000円を差し引いても、6,000円以上のプラスと考えられます。
ふるさと納税開始時は、各自治体間の寄附獲得競争が激化し、過剰な返礼品を出す自治体が増えてきて、返礼品還元率競争がとんでもなく過熱状態になりました。
さすがにやり過ぎたのでしょう、現在は総務省から
「返礼品の還元率は30%までね」
と定められております。
現在は10,000円の寄付は3,000円、2,000円差し引くと1,000円のプラスと少し物足りなさはあるものの、利益率10%と考えると、やらない理由はなくないですかね?
さらに、返礼品還元率30%となっているものの、厳密なルールは規制はないのでしょうかね?30%以上の価値を感じる返礼品は今でも沢山あるのが、私個人の感想です。
【どう始めるかで差が出る】ふるさと納税もう一つのメリット
ふるさと納税にはもう一つ強烈なメリットが存在します。
それがふるさと納税サイトによるポイントの還元です。
個人的には実際に利用している、楽天ふるさと納税のポイントバックが強力だと思っていますので、その楽天ポイントの獲得方法について簡単にまとめていきます。
楽天ふるさと納税は、通常のお買い物と同様に、ご利用金額に応じて楽天ポイントの付与が受けられます。100円につき1ポイント(1%バック)。
さらに楽天カードを持っていれば、支払いにクレジット決済を使うことで、そのポイントバックも受けられます。
返礼品だけでもお得なのに、さらに寄付金額に応じてポイントバックを受けられる楽天はふるさと納税をする際の必須と言っても過言ではないと思っています。
さらに楽天を利用するもう一つのメリットは
楽天会員情報を持って寄附できるという点です。
楽天会員情報が住民票の住所等と合致している場合は、無駄な入力作業や確認作業がなく、スムーズに寄附を行うことが出来ます。
【いくらまで寄附できるの?】知らないと損するシミュレーション
これまでで、ふるさと納税のメリットを列挙してきましたが、ここでは実際にいくらくらい寄附が出来るのかを知る必要があります。
これを知らないとメリットを最大限活用できないどころか、住民税の控除金額以上に寄付してしまっても無駄になるだけなので、きっちり知っておく必要があります。
シミュレーションも楽天ふるさと納税のサイトから簡単にできます。
年収や家族構成、扶養状況によって変動するので、今回自分はいくらまでが最大効果が出る金額なのかをシミュレーションしたうえで、楽天ふるさと納税サイトから寄付先を選んでください。
下記からシミュレーションと寄附までできます。見るだけでも楽しいですよ!
|
【結局どこに寄附する?】楽しみながら選ぼう!
さて、ここまでで、ふるさと納税のメリットを感じていただいて、自分が寄附できる上限金額も把握できたと思います。
つぎは、どこから何を選ぼうかという段階だと思います。
結論から言うと何選んでも正解っちゃ正解です。
欲しいものが見つかれば、それでよし。あとはライフスタイルに合わせて食品や日用品を選べばよいかと思います。
個人的なおススメは、肉類。高級なものから量に特化したものまで幅広くあります。
|
|
それから今高騰しているお米。お米は定期配送してくれるので、とても便利ですね。
|
自宅にスペースがある人は、トイレットペーパーやボックスティッシュなんかもおすすめです。
必ず使うものですからね!
|
|
この辺りが個人的には一番お得感が強いです。
中にはこのように、還元金額が分かりやすい割引券や定価が分かりやすい商品なども存在しますので、お得感が金額として分かりやすいですよね。
|
|
最後に、ふるさと納税の返礼品選びのポイントは、レア品、ぜいたく品ではなく、必ず消費するもの、絶対使う日用品を選ぶことで、そうすることで、今まではただ納めていた税金が、ダイレクトに現役時代の家計にとってプラスになるからです。